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『新しいあたりまえ』が『あたりまえ』になるまで。

東京営業所の髙木恵祐と言います!昨年の9月に入社してまもなく1年になります。

それとは関係なく、7月の1日にコンビニでプリンを買いました。『袋、有料になってしまうのですがお付けしますか?』 0、2秒悩んで、「無しでお願いします。」と答え、ドリンク等も買っていたので、3つ程素手で持ち帰る事に。 ただレシートを受け取る時にプリンを落としてしまい、恥ずかしさが先行し、そそくさと店外へ。落とした衝撃で、カラメルとプリン部分が混ざって不格好なプリンになりましたが普段よりも落ち込みませんでした。 理由は多分ですが、レジ袋をもらわない事がプリンの状態よりも優先だったからだと思いました。有料というよりも袋をもらわない美意識が勝ったという感じです。

ナンバースリーの東京営業所は表参道のキャットストリートという、1964年最初の東京オリンピックの際に渋谷川という小川にアスファルトで暗渠(あんきょ)にされている川の様な小道沿いの建物に入っています。私も以前はこの場所から1分(30秒?)の近所で美容師をしておりました。久しぶりに表参道に戻ってきたなと思い出にふけっていると、ある店舗のウインドウのコピーを見て、動けなくなりました。その店舗はパタゴニアというアパレルブランドで、キャットストリート沿いでも20年以上はあるだろう、古参のブランドです。

【新しい物より、ずっといい。】 そう書かれたコピーの下には、「もしあなたが既にパタゴニアのウエアをお持ちの場合、現行品は買わなくてよい。」というニュアンスで書いてあります。洋服を販売し利益を得る事が目的のはずが、買わなくて良いと言います。修理も承ってくれます。イベントではその直し方もレクチャーする機会もあります。消費する事の環境負担を考えての事だそうです。

ショッパーもいち早く撤廃し、貸し出し用の持ち帰り袋に始まり、この時点で自分は返さなきゃいけないのかぁ…なんて思っていましたが、今は自然とそうは思いません。現在では不用になったエコバッグを回収し、貸し出し用の持ち帰り袋としてシェアリングしています。今この取り組みを聞いても違和感を感じないのは、『あたりまえ』という生活様式の変化なのでしょう。なので買ったばかりのプリンがクラッシュしても、落ち込みません。(プラスチックも今であればフェイスシールドやレジスターの透明のカーテン等に利用され、守る、防御するという部分でも活用されています。)

弊社ナンバースリーもヘアビューティを通じての取り組みですが、新発売のHUE CAREを例にとりますと、

 1、バイオマスプラスチック容器を使用し、燃やした際に出るCO2は原料のサトウキビが成長過程に吸収した量と同量で、通常のプラより地球温暖化に配慮しています。

 2、Vegan、PeTA 、ハラール認証を有し、動物愛護、環境保護。健康的な証となります。

 3、ISO22716、GMP(安定した品質の化粧品を製造するための国際基準)、世界統一基準COSMOSの工場認定を取得した世界基準の自社工場での保管、製造、及び包装。

少し堅苦しくなってしまいましたが、ナンバースリーの取り組みとしてこの3つの項目は商品の価値を高める重要な要因です。

「認証?環境よりも使いやすさが第一でしょ。」何年か前の私ならきっと思ったことだろうと思います。 今なら自然とそうは思いません。パタゴニア社も、クリーンクライミングの思想から、アパレル業界に一石を投じ、波紋は30年かけて大きくなり、オーガニックコットン、フェイクレザー、再生PET素材の使用がスタンダードになりつつあります。他メーカー様もそれぞれの取り組みで努力されている事を知っていますが、ナンバースリーはクリーンビューティという思想から、美容業界に一石を投じ、大きな波紋となれる様に努力して参ります。 『新しいあたりまえ』が『あたりまえ』になるまで。

※写真について
HUE CAREの使用感も手前味噌ですが、かなりファンで、低刺激なので6歳と1歳の娘、ケア力も高くストレートパーマ、カラーの妻の髪も強くしてくれて、ブルー系の色味も持ちが良いです。(4人で使うと減りは早いです)

HUE CAREパンフレット

再生ポリプロピレンバッグと自分で詰める水のボトルを最近使い始めました。それと長い事所有している愛用のフリースです。

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