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週末のワ・タ・シ
平日は、日々生産部の末席にて業務にいそしんでおりますが、週末ともなれば、私は、日々の偽りの仮面を脱ぎ棄て音楽活動へと身を投じているのです。
音楽といえば、皆様は何を思い浮かべますか?
・バンドを組んでのロック?
・きらびやかな衣装と激しいダンスのヒップホップ?
・アルコールと大人の世界の定番ジャズ?
・由緒正しきクラシック?
私は、吹奏楽という音楽活動を長年続けております。およそ、30年近くになります。
吹奏楽は、15人から100人近くまで編成がいろいろとあり、団体ごとにそれぞれカラーを持っていますが、演奏を通じて何人もの人々が協力して1つの作品を作り上げます。そこには、もう悲喜こもごもさまざまな人間ドラマがあり、中にはドロドロとした人間関係もあります。そうしたものの上に美しき音楽の調べが存在しています。
指揮者のタクトの元、演奏者一人ひとりが、自分の役割を自覚し責任を持って演奏する事によって作り上げられる音楽という名の芸術は、形にこそ残りません。そして、同じ演奏者が、同じ指揮者のもとで演奏しても同じ演奏になることはほぼなく、大なり小なりのアクシデントや、演奏ミス、またはそれらをはるかに超越し、聴衆の心を揺さぶる演奏も、同じ空間で、同じ時間を共有するという非日常の経験が、演奏者、聴衆にとってのウェルビーングであり、生演奏の魅力だと思います。
また、1つの演奏のために大勢の演奏者が半年から1年をかけて練習していますから流れる音楽には、いろいろな思いが詰め込まれていることでしょう。
でもこれって、我々ナンバースリーにも当てはめて考えられることではないでしょうか?
1つの作品の為に大勢の人々が、努力を惜しまずに自己の責任と役割を果たし、他者とも時には、協力し、時には反目しながら製造販売メーカーであることの誇りを持って、業務に励み、やがて、美容師様とお客様とのアンサンブルは、ナンバースリーブランドという壮大なシンフォニーとなって人々の心に響き渡る。
以上、生産部の宮崎でした。