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カラーコンシャスのデザイン

colorconscious design
こんにちは。マーケティング部の北村です。
今回は、カラーコンシャスのデザインについて少しお話ししたいと思います。

カラーコンシャスは「色が染まるとはどういうことか?」というシンプルですが、カラー剤としてとても根本的なテーマから開発がスタートしています。
研究開発が進みだした頃、色が染まるメカニズムを知るために、京都の染色工房で実際に染物をレクチャーしてもらい、座学で染色の勉強を熱心にしている研究開発者から、染色作品を見せてもらっていると、色の重なりやグラデーションがすごく綺麗で、とても感動したのを覚えています。

染物のような美しい色の重なりを、ヘアカラーで表現したい。というのが開発の原点なのだと感じました。
私の仕事はそういった想いをデザインという手段によって形にすることなので、何とかその熱意を形にできないかと、試行錯誤を繰り返して出来上がったのがカラーコンシャスでした。

実はこのデザインが出来上がるまでに、本当に色んな人に支えてもらって、背中を押してもらって、何とか出来上がったものなので、完成した時は、本当に感動して鳥肌が立ちました。

技術的にもとても難しいことにトライしていて、業者にデザイン案を出した頃は、「こんなん製造できません!」と全く相手にしてもらえないような状態で、今更ながらよくできたよなぁ、と思います。
研究開発者が私と一緒になって最後まで諦めなかったから実現したデザインなんです。

一言では伝えきれないぐらい、たくさんの想いを込めたカラーコンシャス。
デザインについてもう少し具体的な話をしようと思って書き出したのですが、少し長くなってしまいそうなので、またの回にお話ししようと思います。

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