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2013.05.07

タンニン・ブリッジ


こんにちは研究の中西京介です。
本日は新しいパーマのテクニックの「タンニン・ブリッジ」を紹介したいと思います。
こだわりの美容師さんは、はじめています。
知らない方はぜひチェックしてください!!

タンニン・ブリッジ」はタンニン酸が配合されている商品をパーマの1剤と2剤の間で使用するだけという非常に簡単なテクニックです。パーマがとれやすい方にお勧めで、少ない手間で大きな効果を発揮します!!

まず、タンニン酸は植物の種子、果実、葉、根皮、地下茎、樹幹、樹皮などに含まれる芳香族のポリフェノール化合物の総称で、分子内に多数のフェノール性水酸基(反応するための手)を有し、タンパク質、アルカロイドなどを沈殿させ、重金属と錯体を形成する特徴があります。
※「タンニン酸」はタンニンともいわれますが、日本薬局方で、「通例、五倍子または没食子から得たタンニンである」と規定されています。

毛髪では、タンニン酸は主にケラチンタンパク質の水素結合と手を結びます(毛髪の主成分であるケラチンタンパク質は、ペプチド・シスチン・塩・水素結合の4つの結合からなっています)。

では、なぜ水素結合と手を結ぶとパーマがとれにくくなるのでしょうか?

みなさんこのような経験ありませんか?
ウェット状態ではパーマがきれいなのにドライしていくとパーマがどんどんゆるくなっていくってこと。実は美容師さんからも多くお問い合わせがある内容です。

それは、パーマ処理した毛髪はウェット状態だから。
ウェット状態では、水素結合はどうなっているかというと切断されている状態になります。
(水素結合はウェットの時に切断されて、ドライになると再結合される性質があります)。
ドライしていく時に毛髪の水分と毛髪の重みで下に引っ張られます。その状態でドライ再結合していくと…当然ゆるくなりますよね。

水素結合がポイントです!!
タンニン・ブリッジ」はとても簡単なテクニックですが、1剤と2剤の間で水素結合を補強しています!!そうすることでパーマがとれにくくなるのです!!

弊社商品でタンニン酸が配合されている商品は「トリシスコア CE ミスト」です。

タンニン・ブリッジ」の工程は以下のような流れです。

1剤→水洗→「トリシスコア CE ミスト」→バッファー剤→2剤→水洗→ドライ
※必ずバッファー剤の前にご使用ください。タンニン酸が毛髪内部に入らなくなります。

1剤をしっかり水洗した後に、タンニン酸 配合の「トリシスコア CE ミスト」を塗布します。

ここが、「タンニン・ブリッジ」です!!

この時、ウェット状態で切断されている水素結合とタンニン酸を結合させています!!
そうすることで、ドライしていく時にもゆるくなりにくい強いパーマを作りだせます!!

最後に、「タンニン・ブリッジ」の名前の由来は

タンニン酸で水素結合をつなげる
パーマの1剤と2剤のかけ橋

という意味が込められています!!

あと、響きが強そうでとても良い(笑)

本日は新しいパーマのテクニックの「タンニン・ブリッジ」を紹介させていただきました。
ご興味のある方は担当営業までお願いたします。

FROM 研究開発部

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