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2013.05.07

船を編む


こんにちは研究の中西京介です。
「船を編む!?」面白い題名だなぁと感じて選んだ本。
私は本選びをする時、題名や表紙の印象をとても大切にします。皆さんはどうですか?

「船を編む」は出版社の辞書編集部の新しい辞書「大渡海」を作る過程の編集者の悩み、葛藤、喜び、こだわりを描いたものです。辞書名である「大渡海」は、「時代と共に変化し続ける膨大な言葉の海を渡る舟」であり、「もし辞書が無かったら、我々は茫漠とした大海原にたたずむほかない」と本文中にあるように、辞書が果たす役割を改めて感じさせる内容となっています。商品開発の雰囲気と近いものがあるため個人的にとても楽しみながら読むことができました。

「編む」という言葉を久々に辞書で引いてみると3つの意味がありました。
1.糸・竹・籐(とう)・針金・髪などを互い違いに組み合わせて、1つの形に作り上げる。
2.いろいろの文章を集めて書物を作る。編集する。
3.計画を組み立てる。編成する。」

この「編む」という言葉には1本の糸から作り上げるという意味があることから、舟を編むという表現をすることで、辞書編纂の膨大な作業を一言で表現しています。

「船を編む」の意味を知り、日本語は深いなぁと改めて感じました。

「船を編む」を読んでいて開発者目線になったのはこだわりの部分です。本の中では辞書の「ぬめり感」としてでてきましたが、私にも商品ではここは絶対に譲れないというこだわりがあります。商品構想にはでてこない、細かな点。例えば塗布感であったり、伸び感であったり。誰が気付くの?というこだわりがあります。

研究開発をさせていただいていると、良い商品はこだわりがありますし、こだわりのある商品は美容師様の感性に訴えかけることができると感じます。

その小さなこだわりが美容師様の声として支持された時、商品を愛してくれているなぁと心から感じます。開発者のこだわり是非探してみてください!!

FROM 研究開発部

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