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グレイカラーのルーツ


こんにちは研究の中西京介です。

日本人の平均年齢は45歳。
この数字をみて自分はまだ若いんだなぁと感じる人も多いのではないでしょうか?
皆さんの周りの45歳の人はどのような人がいますか?年齢以上に若い方とっても多いですよね?
しかし、白髪が増えてきたら外見は一気に年相応になってしまいます。
これからグレイカラーは今よりもっとニーズが高まってくるでしょう。

日本のグレイカラーのルーツはどこからきているのか調べていると興味深い歴史がでてきました。

寿永2年(1183年)、平家軍は篠原の地で木曽義仲軍と戦ったが敗れてしまいます。しかし、劣勢の平家軍の中奮戦する武者が一騎いました。それを見た義仲の家臣が一騎打ちを申し入れると、武者は名乗りを敢えてせず挑みますが、討ち取られ、劇的な最後を遂げます。

首実検をおこなったところ、その武者が義仲の幼い頃に命を助けてくれた斎藤別当実盛であること判明したのですが、その髪は黒く70歳を越えているはずの実盛とは思えなかったそうです。

実盛は常々「年老いて戦に出る時は髪を黒く染めて、老人と侮られないようにしたい」と言っていたそうで義仲は池で首を洗うよう指示しました。すると、髪はみるみる白くなり、恩人であった実盛であると確認されたそうです。義仲は涙を流し、実盛の甲冑を多太神社に奉納したという歴史があります。その首を洗った池は現在の石川県の「首洗池」として今でも残っています。

斎藤別当実盛の場合は自分を若く、そして強く見せるために白髪を染めるという目的でした。
皆さんはどのような目的でグレイカラーをしますか?

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