section blog

2013.05.10

一長一短


研究開発の刑部です。

『一長一短』この言葉はみなさんお分かりだと思います。
辞書で調べると人や物事について、いい面もあり悪い面もあること。長所もあり短所もあって、完全でないことです。

日々研究をしていると良くこのことに直面します。商品に配合出来る原料は沢山あります。また、一つの原料ではなく組み合わせて配合することも多いです。組み合わせ方、配合量を考慮すると何通りもあります。その中で、コンセプトや性能にあったものを選択します。

私は最近まで、ミュリアムクリスタルの商品開発を行っていました。今回のヘアケアは頭皮の清浄化に特化した商品で、シャンプーを作るのに大変苦労しました。

サンプルを何度も作っていると、ある壁に直面しました。
それは洗浄力です!
シャンプーは頭皮、毛髪を洗浄するためのもの。しかし、洗浄力が強すぎると毛髪の脂を除去しすぎることになり、きしみやフケの原因になります。一方、洗浄力が弱いと毛穴に脂が溜まり、ヘアサイクルに異常をきたし、髪が育たなくなります。

私は、開発はジェンガのようなものだと感じました。良いとこばかりを抜いて積み上げていきますが、時に不安定になったり、倒れたりする。この絶妙なアンバイが良し悪しを決める為、商品開発にはバランスが最も重要だと認識しました。

商品は作り手が試行錯誤し、度重なる処方検討を経て出来上がります。その商品は絶妙なバランスでそびえ立つ塔のようなものです。

是非、このバランス力を感じてください。

FROM 研究開発部